先日、はじめて、白ごまの種を蒔きました。
今年の試験栽培のひとつとして、苗場のはしっこで、トレイ一枚分だけ。
種の外見は、いつも食べる白ごまそのものでした。
白ごまさんは、発芽率がとてもよく、すごい勢いで芽吹いてくれました。
多すぎた芽を間引きながら観察してみると、
双葉の段階だけれども、カイワレよりも丈夫そう、
緑が濃く、ぴんとしていて可愛いです。
もともと、炒りごまを目指して入手した種でしたが、
そういえば種子の袋には「白ごま スプラウト用」と書いてあったのでした。
おお、スプラウト用ってことは、芽をこのまま食べてもおいしいにちがいなく!
夕ごはんのサラダに入れてみよーう
と試しに口に入れると
ほろ苦くて、歯ごたえがあって、独特の食感もあって、
というか、
すみません、素直に表現すると
にがくて、固くて、若干ぬるっとしている
ような気がします
鼻の調子が良くないこともあり、
私には、繊細なごまの風味がわからなかったのかもしれないな!と、
夫の口にもいれてみたところ
草?
との端的なコメント
期待していたごまの香りも特にないようす
ルッコラのような風味を(人間が勝手に)想像していたのですが、違いました。
後で調べてみたら、ごまのスプラウトを食用で作るには、
もやしのように暗所で育て、緑化させずに食べるのが一般的なようです。
逆に言えば、ふつうに育った芽は、
食用にするには持ち味が強すぎるってことなのかも
草の味と称された、元気なごまの芽たちは、
引き続き、立派な炒りごまになる日を(人間が勝手に)目指して、
畑の隅にある実験用エリアに定植し、育ててみます。
今後の展開なのですが、きっと、
夏野菜収穫中は、私たち、ごまエリアにはなかなか手がまわらず、
秋の終わりに、畑の隅で、立派に育っているごまの一群とハッと目が合う、
という感じになると想像されます。(ごまは、けっこう背丈が高くなるらしいです)
それまで各自ですくすくとがんばれー、白ごまたち
自家製炒りごまへの道は、はじまったばかりです